ぼやかないつもりのメモ(ブログ Ver)

つぶやきとメモの記録。更新はぼちぼち。

qplotで色を変える

ggplot2のqplotで色を変更するのに若干手間取ったのでメモしておく。qplotでは、colorオプションで変数を指定すれば、結構ナイスな色を「自動で」選択してくれるんだけど、発表なんかではもう少しインパクトが欲しいときもある。そんなときは、「scale_color_manual」を使えば良い。

p <- qplot(mpg, wt, data = mtcars, color = factor(cyl))
p + scale_color_manual(values = c("red", "blue", "green"))

scale_color_manualは、かなり万能で、引数をいじればいろいろと指定することができる。

  • values: 色
  • breaks: 凡例に出てくる順番など
  • labels: 凡例での表示
  • limits: プロットする変数の制限

一つずつ試してみるといいが、めんどいので全部使ったプロットを一つ示しておくことにする。

p <- qplot(mpg, wt, data = mtcars, color = factor(cyl))
col <- c("8" = "red", "4" = "blue", "6" = "darkgreen", "10" = "orange")
p + scale_color_manual(values = col, breaks = c("8", "4"), labels = c("eight", "four"), limits = c("4", "8"))

ちなみに、breaksとlabelsの数が異なると怒られるし、breaksとlimitsの数が異なっても怒られた。また、
limitsで制限をしない場合、breaksで指定した変数しか凡例には現れないが、グラフにはプロットされる。