ぼやかないつもりのメモ(ブログ Ver)

つぶやきとメモの記録。更新はぼちぼち。

サッカー日本代表

リンクは宇都宮さんのコラム。サッカー関係のコラムではやっぱり一番読みたいと思わせてもらえる。
ところでちょっと思ったのだが、韓国戦後の茂庭の「日本は我慢させたら世界の5本の指に入ると思っている。」は、実際に日本代表のスタイルを示すキーワードとしてだけでなく、実はもっと深い意味を持つかもしれない。試合中の我慢、これを茂庭は言いたかったのだろうが、実際に今の日本代表にとって、「ジーコに選ばれるまでの我慢」、「ジーコに使ってもらえるまでの我慢」など、結構いろいろなところに我慢という言葉がよく通じる。よくサッカーの話をする後輩曰く、ジーコは選ぶまでに"半年"待つのだそうだ。その間、ずっと安定したパフォーマンスをしている選手を選ぶと。ちょっとアピールできてもダメで、半年間いいパフォーマンスをキープしなければならないのはきっと選手にとって大変だろう。さらに選ばれてからも、使ってもらえるまでにかなりの時間を要することが多い。これもきっと選んだ代表の中でじっと練習を見つめ長期の選抜にかけているのではないだろうか?もちろん、ジーコはよくブラジルに帰ったりするので、実際にはジーコだけでなく、コーチやお兄ちゃんの目もそれに含まれるのだろうが、こういう選抜だと、本当にいい選手が選ばれるのかもしれない。
しかし、これは同時にファンにとっても我慢を強いる可能性がある。「あ〜、あの選手、今メッチャ調子いいのに」はほとんど通用しないし、逆に「あ〜、あの選手、もう疲れているんだから、ちょっと別の選手に代えてやれよ」みたいなのもきっと通じない。宇都宮さんも「ジーコという存在の深遠さについて、まだまだ理解が足りなかった」と言っているが、実際にファンもジーコをはかりきれていない気がしてきた。
イニシエーションとしての日韓戦